【必見】ボルダリング難しいと思う初心者が最低限知るべき3つのこと

外出する機会が減り少し運動しないとやばいと思っているそこのあなた!

数あるスポーツの中でも、時間当たりの消費カロリーが高く手軽に始めやすいボルダリングがオススメです。

とはいえ、実際のところボルダリングを始めたいと思っている方、やったことがある方からはこんな声をよく聞きます。

興味はあるけど難しそうなイメージ・・・

一回挑戦したけど難しくて全然できなかった・・・

そんな声にお応えし、ボルダリング歴8年、ボルダリングジムのスタッフ経験もある私が、初心者の方にぜひ押さえて頂きたいポイントを解説していきます。

今回は、ボルダリングを継続して楽しむために最初に知っておくべき3つのことをご紹介します。

これを見れば、最初でつまずくことなくボルダリングを楽しめることができると思いますので、ぜひご覧ください。

ボルダリング全般について以下のような記事も書いています。興味のある方は是非ご覧ください!

ボルダリングはいかに腕に負担をかけず登るかがポイント

多くの方はボルダリングは腕を使ってガシガシ登るイメージがあると思います。

しかし、本当にうまい人は腕でガシガシではなく、身体全体を使ってスピーディーにスルスル登っていきます。

Aki
Aki

マッチョな男性より筋力がない子供の方が上手かったりするのはこのためです

腕の負担を減らす登り方をすることで、長い時間壁に張り付くことができ、動きの幅も広がります。

結果、ゴールまで到達する可能性が高まります

そして一回で登りきることが出来れば、色んなルートを多く登れるためその分成長も早くなります。

ではどうしたら腕に負担をかけない登り方ができるでしょうか?

ボルダリングの基本姿勢を知る

小さい筋肉は疲れやすく、大きい筋肉は疲れにくいといのはイメージがつきますよね。

当たり前ですが逆立ちで進むより、普通に歩く方が疲れにくいです。

つまり腕の筋肉より足の筋肉の方が大きいので、足を意識して登るようにしましょう

足でしっかり体重を支えるためには?

足を意識して登るってどういうこと?

当然の疑問です。

ボルダリング経験者から「ボルダリングは足で登れ」とアドバイスを受けたことがある人もいるかもしれません。

正確には「しっかり足で体重を支えなさい」ということです。

そして足でしっかり体重をささえるためには、腕の力を抜く必要があります。

どうやって腕の力を抜くの?

ホールドを掴んだ状態でひじが曲がっていると力が入ってしまうので、腕の力を抜くためにひじを伸ばしましょう。

最初は伸ばすのが怖いと感じるかもしれませんが、これは慣れなので思い切って伸ばしてみましょう。

ボルダリングの基本姿勢

腕のひじが伸び、足でしっかり体重を支えている状態がボルダリングの基本姿勢になります。

そして、次のホールドを掴みにいく瞬間だけ腕のひじを曲げて身体を壁に引き付け、ホールドを掴めたらまた基本姿勢に戻る

ボルダリングの動作は基本的にはこれの繰り返しです。

速やかに確実にゴールへ到達するために

ジムに行くと上手そうな人が壁の前で、あーでもないこーでもないと考えている光景を目にすると思います。

この方々は「オブザベーション」をしています。直訳すると観察ですね。

スピーディーにかつ確実にゴールに到達するため、登りたいルートを事前に観察しイメージしています。

Aki
Aki

オブザベーションのイメージ通りに登れるとボルダリングがさらに楽しくなってきますよ

オブザベーションのやり方

具体的に何をイメージしたらいいの?

初心者の方に最低限やってもらいたいことは、スタートとゴールの位置自分のルートが他と被らないかの確認です。

できればスタートとゴールの間にあるホールドの位置も確認しておく方がベターです。

しかし、恐らく初めはどれだけイメージしても、実際に登り始めると余裕がなくなり頭が真っ白になると思うので、

とりあえずは上に書いた最低限のことだけで良いです。

何よりも登る前にしっかりオブザベーションする習慣をつけるのが重要です。

Aki
Aki

つい楽しくなってオブザベーション忘れがちになる方多いです。

気持ちは分かりますが・・・

上級者がイメージしているもの

ボルダリングを長くやっているとオブザベーションの質もあがってきます。

どのホールドにどっちの足を置くか?
どのようなムーブ(動き方)でルートを攻略するか?
ルートの核心(一番難しい部分)はどこか?
危険な落ち方(頭から落ちる)をしそうなポイントはあるか?・・・

などなど登る前に色々なことを考えています。

またルートは主にジムスタッフが設定しており登る側にさせたいムーブ(想定ムーブ)があります。

多くの場合この想定ムーブ通りに登るのが、最も楽にルートを攻略する方法です。

慣れてくるとオブザベーションの段階で想定ムーブが分かるので、ルート攻略の確率をさらに上げることができます。

Aki
Aki

慣れてはいても高難度の壁を登るときは頭真っ白になることあります(笑)

ボルダリングの基本の下り方を知る

ゴールしたけどその後のこと考えてなかった・・・

ボルダリングを始めてやった時誰しもが通る道です。

Aki
Aki

登るより降りる方が苦戦している人意外と多いですよね

ゴールした高揚感の中、冷静にスルスル下りられるかどうかで腕の負担がかなり変わってきます。

そこで意外と誰も教えてくれない、ゴールした後の安全な下り方について解説します。

下りるときは腕から先に下げていく

ボルダリングは、ゴールした後下りる時はどのホールドを使ってもよいとされています。

このため、掴みやすいホールドを掴み、足を乗せやすい大きなホールドに足をのせながら降りてくるのがセオリーです。

そして下り方のコツは足からでなく腕から先に下ろすのがポイントです

なぜならゴールの時すでに体が伸び切っていた場合、足から下ろそうとしても足の置き場が見つからず、足先がさまよう・・・

なんてことが起こるからです。

Aki
Aki

これ本当にジムでもよく見かける微笑ましい光景です。

このため、腕を下ろしてから足を下げるというのを交互に繰り返し徐々に高度を下げていきましょう。

やむを得ずゴールからジャンプする場合

ゴールしたけどもう腕の力が残ってない・・・

手っ取り早いのはゴールの場所からジャンプしてしまうことです。

しかし、いくらフカフカのマットがあるとは言え、着地の時膝や腰に負担がかかります。

もしゴールからジャンプする場合は、着地の瞬間に膝をしっかり曲げ後ろに倒れこむようにして衝撃を吸収しましょう。

よほど腕がギリギリでなければ少し高度を下げてからジャンプするのが無難です。

まとめ

ボルダリングを継続して楽しむために最初に知っておいてほしいことについてご紹介してきました。

内容を整理すると以下の通りです。

初心者が最初に知っておくべき3つのこと
  • 腕に負担をかけないため、ボルダリングの基本姿勢を意識する
  • 速やかに確実にゴールするため、登る前のオブザベーションはかかさず行う
  • ゴール後安全に下りるため、腕から先に下ろしていく

はじめは楽しむこと最優先でがむしゃらに登ってよいと思うので、あえてボルダリングの基本的な登り方は解説せず、

安全面含めて最低限知ってもらいたいポイントに絞り解説しました。

また機を見て、初心者の方へ向けたボルダリングの心得として、ボルダリングの基本的な登り方(重心移動)についても解説していければと思います。

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