【必見】ボルダリング難しいと思う初心者に向けたジム選びの心得

外出する機会が減り少し運動しないとやばいと思っているそこのあなた!

数あるスポーツの中でも、時間当たりの消費カロリーが高く手軽に始めやすいボルダリングがオススメです。

しかし、ボルダリングを始めたいと思っている方、やったことがある方からはこんな声をよく聞きます。

興味はあるけど・・・難しそうなイメージがあってやったことない

一回挑戦してみたけど難しくて全然できなかった・・・

ボルダリングを難しいと思う方とても多いんです・・・

そこで、ボルダリング歴8年、ボルダリングジムのスタッフ経験もある私が、初心者の方にぜひ押さえて頂きたいポイントを解説していきます。

まず始めは、ボルダリングを継続して楽しむために最も重要なポイントであるボルダリングジムの選び方についてです。

これを見れば、最初でつまずくことなくボルダリングを継続して楽しめることができると思いますので、ぜひご覧ください。

ボルダリング全般について以下のような記事も書いています。興味のある方はご覧ください。

ボルダリングジム選びはとても大事

少し前にボルダリングブームが来てから、爆発的にボルダリングジムの数が増えました。

家の近くにジムが複数あってどこに行けばいいか迷う

なんて方も多いのではないでしょうか?

まず始めにお伝えしておきたいのが、ボルダリングジム選びはとても重要ということです。

結論から言ってしまうと、下記の特徴があるジムが初心者の方へオススメです。

初心者へオススメするジムの特徴
  • 10年以内に出来た比較的新しいジム
  • 地上階にある(地下にない)綺麗なジム

それぞれ詳しく解説してきたいと思います。

10年以内に出来た比較的新しいジムがいい理由

10年以内とあえて区切ったのは、だいたい10年前頃からブームが始まりボルダリング人口が急激に増え始めました。

そこで分かりやすく10年で区切りました。

10年以上前からある歴史あるジムは猛者が多く、初心者の方には少しとっつきにくい雰囲気があると思います。

なぜ初心者の方に歴史あるジムをオススメしないのかというと、他にもいくつか理由があります。

歴史あるジムはグレードが辛い

まず1つ目は、歴史あるジムはグレードの基準が辛い(からい)傾向にあるからです。

ボルダリングはグレードでルートの難易度が分かれますが、

例えば、同じ5級のルートでも、新しいジムより歴史あるジムの方がグレードの基準が厳しく、登りづらいということになります。

このグレードの基準が辛いと、特に初心者の方はモチベーションを維持できず、ボルダリングを継続できない要因となります。

(グレードの基準に関しては、また別の記事で書きたいと思います。)

Aki
Aki

歴史あるジム=経験豊富な猛者が多い=グレードが辛いと覚えておくとよいと思います。

歴史あるジムはホールドが滑る

そして2つ目は、歴史あるジムはホールドが滑りやすい傾向にあるからです。

ホールドを触ると分かりますが表面はざらざらしており、そのざらざらが摩擦となり、手でつかみやすく、足で乗りやすくなっています。

ホールドは合成樹脂でできており、ホールド自体が摩耗するというはあまり聞きませんが、

長年使用されると、登る人の汗や滑り止めのチョーク、靴のソールの削れがホールドにこびりつき、ホールドは黒光りつるつるしてきます。

この黒光りつるつるによってホールドが持ちづらく足も滑りやすくなる、結果余計な力が入ってしまいうまく動けない・・・

「ボルダリングは難しい」となってしまいます。

※歴史あるジムでも大手チェーン店などは資金力があり、新たにホールドを買い足しできるのでこれに限りません。

これらの理由から、歴史あるジムは避け10年以内に出来た比較的新しいジムで登り始めることを初心者の方へはおススメします。

地上階にある綺麗なジムがいい理由

地方では地下にボルダリングジムがある所をあまり見たことがありませんが、都会では土地が限られることから、

小さなビルの地下のテナントにボルダリングジムが入っているケースが多々あります。

最近のコロナを考えると、地下というだけで換気が悪いため回避したいというのもありますが、

なぜ初心者の方に地下にあるジムをオススメしないのか、理由があります。

地下のジムは敷地面積が狭い

地下にあるジムは敷地面積が狭い傾向にあります。

最近ではコロナの影響で敷地面積が狭いと密になってしまうという直接的なデメリットもありますが、その他にも理由があります。

敷地面積が狭いとそれだけ設置される登る用の壁が少なくなります。

ボルダリングは1つの壁に1人がルールで、登っていない時間は少し離れて待機し、自分の番を伺うことになりますが、

面積が狭く壁の数が少ないと、それだけ同じ壁を狙う人が多くなります。

皆が紳士的にお互い順番を譲り合えれば良いのですが、なかなかそうもいきません

Aki
Aki

あるグループが盛り上がってしまい1つの壁を占領してしまうという光景をこれまで何度も見てきました。

少し想像してほしいのですが、盛り上がるグループの隙を見て割り込めるか?

たぶんできないですよね・・・

不甲斐ない自分の登りをすぐ後ろで多くの人に見つめられたいか?

嫌ですよね・・・緊張するし

このため、多くの壁を設置できるスペースが広いジムを探しましょう。

綺麗なジムはいろんな面でよい

ボルダリングやったことある人なら分かると思いますが、ボルダリングは登っている時間よりも、待機したり休憩している時間の方が圧倒的に長いです。

このため、ジムの居心地が良いに越したことはありません。

外観の理想はガラス張りになっていて店舗の外から中の様子が覗けるジムです。

入る前からどれくらいのレベルの人が登っているか?(女性からしたら)女性の方はいるか?

壁は綺麗か(ホールドは黒光りしていないか)?などなど

事前にチャック出来ます。

また、少し歴史があっても綺麗にしているジムは、働いているジムスタッフがしっかりしている確率が高いです。

外観にまで気を配れるということですので。

ボルダリングは危険を伴うスポーツのため、ジムスタッフが気配りできるかは非常に大事です。

怪我などすべて自己責任という建前はあるものの、お客様が危険な登りをしていないか?待機場所は適切か?など常に気を配る必要があるからです。

Aki
Aki

ボルダリングの上手さと気配りできるかは別物なのでしっかりチェックしましょう

これらの理由から、地上階にある綺麗なジムはお客様の定着率が高く安心して通える(すぐ潰れない)ため初心者の方へオススメです。

まとめ

ボルダリングを継続して楽しむために最も重要なポイントであるボルダリングジムの選び方について解説してきました。

内容を整理すると以下の通りです。

ボルダリングジム選びの心得
  • 10年以内に出来た新しいジムはモチベーションを継続しやすい。
  • 10年以内に出来た新しいジムはホールドが新しく登りやすい。
  • 地上階にあるジムは広く精神的にも登りやすい
  • 綺麗なジムは居心地がよくスタッフのレベルが高い。

今後も初心者の方へ向けたボルダリングの心得としてボルダリングの基本的な動作など解説していければと思います。

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