2020年からオリンピックの正式種目に決まり、知名度も上がってきたボルダリング。
筋骨隆々な男性がガシガシ登っているイメージが強いかもしれませんが、
ボルダリングを一番オススメしたいのは女性です。
ここではなぜ女性にボルダリングがオススメなのか、私の経験をもとに紹介していきたいと思います。
男性も含めて参考になるかと思いますので、興味のある方はぜひご覧ください。
ボルダリング全般について以下のような記事も書いています。興味のある方はご覧ください。
女性からよく聞く悩み
女性からよく聞く悩みとして、
「夏までに痩せたい…」
「冬は冷え性がつらい…」
「姿勢を良くしたい」
というのがあります。
結論から言うとボルダリングは、このすべての悩みを同時に解決してくれる便利なスポーツです。
本当にそんな都合のいい話があるのか?と思われるかもしれませんが、
一つずつ論理的に説明していきたいと思います。
ちなみに私はボルダリングジムでインストラクターの経験があります
ボルダリングは気軽に始められるスポーツ
まず知っておいてもらいたいことが、ボルダリングは非常に手軽に始められるスポーツということです。
よくボルダリング初挑戦の方から、何を用意したらよいか?という質問を受けます。
これに関しては、「お金3000円程度、動きやすい服装」といつも答えます。
ボルダリングジムの利用にあたって、必要なものはジムでレンタルすることができるので、
ジムの登録+利用料と着替えを用意すればすぐ始められる手軽さがボルダリングの魅力です。
ボルダリングの魅力については、また別記事で詳しく紹介したいと思います。
ボルダリングはいつ始めたらいいの?
ボルダリングの手軽さを知って頂いた上で、始める上で知って頂きたいポイントを紹介したいと思います。
前提として、ボルダリングは壁を登るスポーツなので、一定の筋力を必要とします。
一番よく使うのが下半身で、その他に前腕や背中、インナーマッスルを頻繁に使用します。
ボルダリングを始めようと思っている方から
「筋トレで筋力つけてからボルダリング挑戦したいです」
とよく言われるのですが、
思い立ったが吉日というもので、個人的にはとりあえずやってみるのが良いと思います。
なぜなら、ボルダリングに必要な筋力をつける最短ルートはボルダリングをすることだからです。
ボルダリングもその人に合う合わないがあると思うので、まずはやってみることをオススメします
インナーマッスルが鍛えられ代謝が上がる
ボルダリングをするとインナーマッスル(体幹)が鍛えられるとよく言われます。
これは、片足で体重を支えたりと不安定な姿勢をキープする場面が多いので、自然とインナーマッスル(体幹)を使わざるを得ないからです。
そしてインナーマッスルが強化されると基礎代謝があがり(摂取したカロリーを消化しやすくなる)痩せやすい体質に変化します
一時期体幹トレーニングが流行ったように、インナーマッスルを筋トレでも鍛えることも可能です。
しかし、インナーマッスルは表面上の変化が見えないため、モチベーションの継続が困難です。
ボルダリングはゲーム性があるので楽しみながら無意識のうちに鍛えることができます。
下半身の筋力UPでさよなら冷え性
女性で一番多いのは足の冷え性だと思います。
ボルダリングは腕の力に頼って登っているように見えますが、実は重要なのは下半身の力です。
下半身の力を最大限に発揮できる位置に身体の重心を移すために、腕の力を使います。
ボルダリング初挑戦の人は翌日に99%の人が筋肉痛になりますが、足の筋肉痛になる方が多いのはこのためです。
下半身の筋力が向上すると血の巡りが良くなり、冷え性の改善に繋がります。
また、下半身はお尻や太ももなど大きい筋肉なので、これらを鍛えればそれだけ基礎代謝もアップして痩せやすい体質になります。
背中の筋力UPで猫背も改善される
女性・男性両方に言えますが、姿勢が正しいと自信があって素敵に見えます。
一方、猫背だと何となくだらしなく見えてしまうものです。
外人さん(白人、黒人)がカッコよく見えるのは、身体の構造的に背面に筋力が付きやすいからだと言われます。
つまり、背筋がある(背筋が伸びる)、お尻の筋肉がある(お尻がしまる)わけです。
一方、アジア人は身体の前面に筋力が付きやすいと言われ、
背面の筋力強化を怠ると、前に縮こまる姿勢になってしまいます。
腹筋・胸筋はバキバキでも、背中が頼りないとちょっとカッコつかないですよね
ボルダリングでは、上半身で身体を持ち上げたりする場面も多く、背筋(広背筋)が自然と鍛えられ数か月もすれば猫背も改善されていきます。
まとめ
ここまで、私の経験をもとに、悩みを抱える女性にボルダリングがオススメな理由を紹介してきました。
まとめると次のようになりました。
今回は、目に見える変化としてのメリットを紹介しましたが、目に見えない精神的な部分のメリットについても今後紹介していければと思います。
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