人生100時代、人間の寿命が延びそれに伴い老後資金が必要と言われています。
早い内から投資をおこない資産をコツコツ形成していくことは大事ですが、それよりもっと大切なことがあります。
あなたの身体への投資です。
今回は、「投資家にはボルダリングが向いている」をテーマに、
投資歴5年、ボルダリング歴8年の私が、投資とボルダリングの共通点について考えてみました。
身体がなまっている投資家の皆さんには、ぜひ知って頂きたい内容になっていますので、
ぜひご覧ください!
ボルダリング全般について以下のような記事も書いています。興味のある方は是非ご覧ください!
筋肉量と健康寿命の関係について
いきなり何?と思われるかもしれませんが、
まず始めに年齢に伴う筋肉量の低下がどれほど健康寿命に影響を与えるかを知って頂きたいと思います。
筋肉の量が減ると転倒しやすくなり病気のリスクが増えるというのはご存じの方も多いと思います。
生まれたばかりの赤ちゃんは、立つことも歩くこともできませんが、成長していくにつれて筋肉の量が増えていきます。
そして、25歳ごろを過ぎると少しずつ筋肉量が減っていき、70歳代では20歳代の4割程度まで減少してしまうようです。
特に、30〜50歳代の中年期にあまり運動をしないで過ごすと、筋肉が急激に減少する可能性があると言われています。
実際に高齢者の歩行速度を調べた研究で以下のことが分かっています。
75〜84歳の高齢者の歩く速さと、10年後の生存率を調べた研究で、筋肉の量が多いほど長生きできることがわかってきました。普通以上の速さ(毎秒1.4m以上)で歩けるグループと、歩行速度が遅い(秒速0.4m未満)グループとを比べると、10年生存率に3倍程度の開きがあることがわかったのです。
引用:NHK健康ch
仕事も忙しくなり運動の機会が減ってきた30代から運動する習慣をつけておくと長生きできそうです
ここで、手軽に楽しく筋力をつけられるボルダリングが登場してきます。
株式投資とボルダリングの共通点
さて、ここからが本題です。
投資(主に株の長期投資)とボルダリングの両方をそれなりにやってきて感じた、
5つの共通点を私なりに整理しました。
ひとつずつ解説していこうと思います。
全て一人で完結する
株式投資の場合、証券会社に口座を作ることから始まり、株の売買、必要であれば確定申告まで、全て1人で行います。
メディア等で様々な情報が飛び交いますが、最終的に判断するのは自分であり、損するも得するも自分次第です。
ボルダリングの場合、皆でワイワイ登るのも楽しいですが、1人で黙々と登るのも悪くありません。
スタートからゴールまで頼れるのは己の身ひとつ。自分の力だけで登り切ったというのが大きな達成感に繋がると思います。
また、あまり考えたくないですが怪我に関しても自己責任です。
年齢と性別は関係ない
株式投資の場合、学生であっても社会人であってもリタイア後であっても関係ありません。
正しい知識を持ち多少のリスクを承知で行動できるかどうかで決まる気がします。
若い内から積み立てておけば複利の効果で有利というのはあるかもしれません
ちなみに今は未成年口座というものが存在しています。
実際に取引する人は原則として親権者(未成年後見人含む)であったりしますが、未成年でも口座が持てるみたいですね。
性別に関しては、言わずもがなです。
ボルダリングの場合、子供は大人より身長が足りず腕のリーチが短いという不利な点はありますが、
子供は体重が軽いので意外と大人よりうまく登れたりします。
また、一般的に女性は男性より筋力的には劣りますが、柔軟性の面で男性より有利です。
男性が持てないような細かいホールドも手の小さい女性は難なく持つことが出来たりします。
ゴリゴリの男性が登れないルートを女性が軽々登っていくシーンをこれまで何度も見てきました。
結果がいたってシンプル
株式投資の場合、利益を出した or 損失を出した
ボルダリングの場合、登れた or 登れなかった
事前の分析と振り返りが大切
株式投資の場合、企業の業績、配当利回り、今後の成長性・・・など
事前に情報取集し、保有するに値する銘柄かを考えてから株を購入しますよね。
また、損失を出したり含み損を抱えてしまった時は、
「あそこでろうばい売りしなかったら・・・」「損切りできていれば・・・」など
振り返り次の相場に活かすことが大切です。
私はコロナショックによる暴落で株価が一番底(絶好の買い場)の時に手元資金がなく動けないとという機会損失を経験したので、
その後「運用資金の10%は手元資金として確保」しています。
ボルダリングの場合、ルートをどう攻略するか、核心はどこか・・・など
事前にルートをオブザベーション(観察)をしてから壁にとりつきます。
登り切れず落ちてしまった時は、
「あそこでムーブ(動き方)間違えたなぁ」「身体の引き付けが弱く届かなかったな」など
振り返り次のトライに活かすことが大切です。
頭では分かっていても身体が追いつかないこともままありますが・・・
長期的に取り組めば成果が出る
株式投資の場合、S&P500や高配当株にドルコスト平均法で長期的にコツコツ投資していくなど、
長期的に見れば複利の効果も相まって高確率で資産を増やすことができます。
難しいことですが、一時的な乱高下に惑わされないようにしたいですね
ボルダリングの場合、ルートの難易度で言うと、初心者の5級、中級車の2級など
誰しもがぶつかる「壁」がありますが、
数か月または数年続ければ、技術・筋力が培われ必ず登れるようになります。
ちなみに、「外岩」はお目当てのルートを1回で登れることは稀なので、何回も岩場に通ったりしますよ
まとめ
ここまで「投資家にはボルダリングが向いている」というテーマで投資とボルダリングの共通点についてお伝えしてきました。
共通点が多いということはつまり、
投資が好きな人はボルダリングを好きになれる可能性が高く、
ボルダリングが好きな人は投資を好きになれる可能性が高い
ということです。
すでに一定層いると思いますが、これから先さらに、「投資家クライマー」が増えてくれると嬉しいです!
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