・ボルダリング初めてで5級課題を登れるってすごいの?
・クライミングで5級を登れたら脱初心者ってホント?
・五級課題を登るコツや上達方法ってなにかある?
こんな疑問やお悩みにお答えします
結論から言うと、ボルダリングの5級課題は初心者の登竜門とされており、初回で五級課題を登れる人はかなりセンスが良いです。
また、5級課題からボルダリング特有の動きが出てくるので、ここでハマる人とハマらない人が出てくる・・・といった印象です。
ボルダリング歴10年、ジムスタッフ経験もある私が、ボルダリングの5級課題について、ぜひ押さえて頂きたいポイントを解説していきます。
ボルダリングの基礎的な部分やトレーニング方法を知りたい方はぜひご覧ください!
ボルダリング全般について以下のような記事も書いています。興味のある方は是非ご覧ください!
5級のレベルってどれくらい?
ボルダリングの5級課題は「初心者の登竜門」とされています。なぜなら5級くらいからクライミング特有の動き(ムーブ)が出てくるからです。
一般的に、スポーツクライミングは以下3種類に分類されます。
- ルートクライミング:登れた高度(手数)を競う
- スピードクライミング:登れた速さ(スピード)を競う
- ボルダリング:様々なルートの完登数(登れた数)を競う
他2種目と比較し、ボルダリングは多種多様なルート(課題)が用意されており、それだけ様々な動き(ムーブ)が求められます。
5級課題からクライミングの基本的なムーブがルート内に組み込まれてくるので、様々な5級課題のルートを攻略することができれば脱初心者といってよいでしょう。
初回で5級を登れる人は存在する
5級課題から基本的なムーブが課題に組み込まれると言いました。基本的にクライミングジムの課題はジムスタッフなどのルートセッターによって、作られています。
ルートセッターは、課題を作るときに「こんな動きをしてほしい」と想定をしたうえで、ホールドをセットしていくのですが、基本的にはこのセッターの想定したムーブで登るのが最も楽です。
一方でセッターの想定ムーブに従わなくても、力や勢いだけで登れてしまうのが5級のレベルとなります。
日ごろから運動や筋トレなどで特に上半身の身体を鍛えている男性や運動神経がよく柔軟性やバランス感覚が優れている女性などは、初回でも5級のルートを登れてしまうことがあります。
5級課題を登るコツと上達方法
5級課題を登るためにいくつかのコツと上達方法を紹介します。ここでは以下3点に焦点を当てて説明します。
「正体」と「ダイアゴナル」
「正体」とは、ボルダリングに限らず、クライミングの最も基本的なムーブ(動き方)です。その名の通り壁に対して正体(正面を向いた状態)で壁に張り付くように登っていきます。
「ダイアゴナル」とは、「正体」の次に基本的なムーブで、特に傾斜の強いルートで必須となります。その名の通りダイアゴナル(対角線上)となる手と足を軸にして登っていきます。
文章では少し分かりにくいので、参考動画を挙げておきます。ほぼ傾斜が90度の6級課題です。
スタートで「ダイアゴナル」を使用し、そのあとは基本的に「正体」で登っています。
動画はほぼ垂直な壁のルートなので、「ダイアゴナル」よりも「正体」を使用する機会が多くなります。
ルートにもよりますが、基本的には「ダイアゴナル」の方が「正体」より省エネかつ身体を安定させて登れるため、上達に向けて覚えておくと非常に便利です。
「ヒールフック」の基本
「ダイアゴナル」とともに、特に5級課題から増えてくる傾斜の強いルートで「ヒールフック」は重宝します。
「ヒールフック」は足のかかとをホールドに引っ掛けることで腕への負担を軽減させたり、身体を安定させたい場面で使用します。
動画では、後半部分で悪いピンチを取りにいく時に、壁から身体がはがされないように右足でヒールフックを行っています。
また、ヒールをフックしたのちに、グッと骨盤を壁に近づけることでより体重を右足のヒールに乗せることを意識しています。これにより、腕の負担を軽減させかつヒールが滑ににくくしています。
ちなみに、このルートは115度くらいの傾斜の2級課題です。核心部分はヒール解除後のゴールを取りにいく動きです。
このルートのようにヒール部分に体重を乗せる場合は、ヒールを外す瞬間に壁からはがされないように注意が必要です
足は「つまさき」でホールドに乗る
2つの動画を見てもらえばわかると思いますが、ホールドは足の裏全体でべったりではなく、足のつま先のみで乗っています。
理由は2つあります。
1足のつま先で乗る方が指先に力をこめられるから
2足のつま先で乗る方が次のムーブを起こしやすいから
クライミングシューズは、きつめに履いて指先に力をこめられるようにデザインされています。シューズの性能を最大限活かすために、つま先でのることを意識してみてください。
また、なるべくスムーズに登るためには、いかにスムーズにムーブを起こせるかが鍵です。
そのためには、足の向きをフレキシブルに調整できるように常につま先でホールドに乗ることを心がけてみてください。
基本的にボルダリングはグレードが上がるにつれて、足で使用するフットホールドが難しくなります。ホールドが小さくなったり、持ちづらく(足で乗せにくく)なるためです。
5級以上のより高難度課題を登りきるためには、手だけでなく足にも意識を向けることが上達への近道です。
実際に使って効果を感じたアイテム
ボルダリングは激しいスポーツで怪我のリスクはつきものです。いち早く上達するためには、いかに怪我をしないかが重要です。
このため身体のメンテナンスも上達に向けた大事な要素の一つです。
とくに5級課題や4級課題に挑戦している時は、ボルダリングがもっとも楽しい時期!つい登りすぎて体のあちこち痛めてしまいがち・・・
私が実際に使用していて効果を感じているアイテムを紹介します。
ちなみに、私はボルダリング歴10年になりますが、一度も大きな怪我なく続けてこれました。
メンテナンス編
エクスプロージョン ホエイプロテイン
Amazonで★4.4口コミ6000件以上(2022年4月時点)というプロテインです。
愛飲しているプロテインですが、1食のたんぱく質含有量が20gと多く、3kgの大容量にも関わらず1万円を切るコスパ抜群のプロテイン。もちろん味もGood!
チョーク編
ボルダリングに粉チョークはかかせませんが、沢山種類があり何を買えばよいか迷うと思います。
私の結論はずばりコスパ重視です。正直どのチョークも大して変わらないので・・・
また(私も含めて)登っている時に手汗をかきやすい人でいわゆる「ヌメラー」の人は液体+粉チョークの併用がオススメです。
NISHI(ニシ・スポーツ) 炭酸マグネシウム 滑り止め 1kg
Amazonで★4.2口コミ70件以上(2022年4月時点)という粉チョークです。
粉もきめ細かく手に馴染みやすいので粉チョークはこれで十分!ショップで売っている高価な粉チョークを買っていた自分が悲しくなりました・・・
PD9 クライミング液体チョーク
Amazonで★4.1口コミ400件以上(2022年4月時点)という液体チョークです。
手がきれいな状態で液体チョークを手に塗り、しっかり乾かしてから、その上に粉チョークをつけるのが最も効果的。
パフォーマンス向上編
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これをウォーキングアップ後に飲み始めたところ、持久力が向上し長い時間楽しめるようになりました。また翌日の疲労感の軽減も実感してます
まとめ
内容をまとめると・・・
参考になれば幸いです。
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