インデックスを基軸としたおすすめの分散投資ポートフォリオ

ポートフォリオの目標

これまで株式投資について猛勉強した結果、今後数年間で目指したい投資ポートフォリオがだんだんと見えてきました。

ロビン
ロビン

私は過去数十年にわたりパフォーマンスが良いS&P500に連動するインデックスファンドを軸として運用しています。

投資ポートフォリオを考える際は分散投資が基本なので、上記インデックスファンド以外の資産もポートフォリオに組み込むことが大切です。

例えば高配当が狙える米国株、リスクヘッジとして他のインデックスファンド(ETF)や金、ビットコインなどです。

今回はインデックス投資を基軸としたおすすめの分散投資ポートフォリオについて紹介したいと思います。

おすすめインデックスファンド

VOO chart

バンガード・S&P500 ETF (VOO)

VWO chart

バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF (VWO)

バンガード・S&P500 ETF (VOO):50%

左のチャートは米国の代表的な500銘柄の株価に連動する指数であるS&P500を目標に運用される「バンガード・S&P500 ETF (VOO)」の過去10年分のチャートです。

過去数十年に渡るS&P500の平均リターンの安定性から分散投資ポートフォリオのベースとします。

このためバンガード・S&P500 ETF (VOO)の割合は50%としました。

バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF (VWO):10%

一方、右のチャートは世界の新興諸国の大型・中型・小型株5000銘柄の株価に連動する指数を目標に運用される「バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF(VWO)」の過去15年分のチャートです。

バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF(VWO)は、構成銘柄の過半数を中国・台湾の株が占めるもので、コロナ後急激に伸び2008年のリーマンショック以前の水準まで回復しつつあります。

バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF(VWO)はS&P500のリスクヘッジとして分散投資ポートフォリオに占める割合は10%としました。

米国株(ハイテク株及び高配当株):17%

米国株はGAFAやテスラなどのハイテク株、ジョンソンエンドジョンソンなどの高配当株で17%という少し多めの割合としました。

FRBのゼロ金利政策が2023年末まで延期となったことを追い風として、今後数年間、ハイテク株やヘルスケア株等の米国個別銘柄の成長が期待できると考えたためです。

ロビン
ロビン

ハイテク株のGAFAはS&P500に占める割合が大きいので、わざわざ個別株を買う必要が無いかもしれませんが、趣味として気に入った銘柄を保有したいと思います

また、経済が回復し金利が上がってくれば、工業株や素材株も分散投資ポートフォリオに追加していければと思っています。

詳しくはこちらの記事をご覧ください。

金(ゴールド):10%

GLD chart

昨年2020年8月に市場最高値を更新し、やや割高感がある金相場ですが、株のリスクヘッジとして分散投資ポートフォリオに10%組み込むことにしたいと思います。

昨今のドル安によりドル建て資産の価値(株など)が下がっているので、金相場に投資マネーが流入することを期待しています。

ビットコイン:3%

いまだ価格変動が大きいビットコインですが、機関投資家が積極参入する動きがあります。

これにより市場が拡大し価格が落ち着けば、金と同じように株のリスクヘッジとして保有する意味があるかなと考えています。

2020年に急騰し割高感がある気がする一方、まだまだ上がると予測する専門家も多くいます。

なかなか見通しが立たないため、とりあえず様子見としてポートフォリオの3%に留めることにしたいと思います。

余剰資金:10%

今回のコロナショックのような大暴落局面で投資資金がないというような機会損失を防ぐため、運用資金の中に余剰資金としてポートフォリオの10%を当てたいと思います。

まとめ

2021年からの数年間は、基本的にこのポートフォリオを目指していきますが、社会情勢に合わせ適宜修正を加えていくこととしたいと思います。

また金と相関関係にある金鉱株ビットコインと相関関係にあるマイニング企業など、市場の関連企業についても着目し、情報を集めていきたいと思います。

最近の市場動向からポートフォリオを少し修正しました。詳細はこちらの記事で紹介しています。

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