統計調査から分かるリモートワークのメリット・デメリットと残業問題

2020年のコロナ禍を機にリモートワークが拡大しコロナ収束後も制度を継続する企業は少なくないと思われます。

リモートワークはメリットが多いと考える人が多い一方、出社の方が良いという声もちらほら聞きます。

そこでリモートワークに関する統計からリモートワークのメリット・デメリットについて整理しました。

また、多くの方がストレスを感じているリモートワーク時の残業問題について考えてみました。

今まさにリモートワークをされている方は、ご自身の考え方と照らし合わせて見て頂ければと思います。

多くの人が考えるリモートワークのメリットとデメリット

これから紹介する統計結果は、連合(日本労働組合総連合会)が出している「テレワークに関する調査2020」で発表されたデータです。

ロビン
ロビン

連合とは、日本の労働組合のナショナル・センター(中央労働団体)のことです

この統計結果は、2020年の 4 月以降にテレワークを行った

全国の 18 歳~65 歳の男女(会社員・公務員・団体職員・パート・アルバイト)1,000 名(全回答者)に、テレワークの際の働き方について質問したものです。

統計結果から分かるリモートワークのメリット

merit of remote work

「テレワークに関する調査2020」 連合よりhttps://www.jtuc-rengo.or.jp/info/chousa/data/20200630.pdf?42

この統計は、リモートワークに対してメリットと感じていることを整理したものです。

メリット1位は通勤時間がなくなることですね。このことから、通勤時間を有効活用できていない方が多いことが分かります。

ロビン
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ちなみに私は「SmartNews」のスマホアプリで気になるニュースを流し読みしてることが多いです。

メリット2位は服装の自由ですね。これもよくわかります。ただ、あまりにだらしない恰好だとなかなか仕事モードに切り替わらない気もしますね。

統計結果から分かるリモートワークのデメリット

demerit of remote work

「テレワークに関する調査2020」 連合よりhttps://www.jtuc-rengo.or.jp/info/chousa/data/20200630.pdf?42

この統計は、リモートワークに対してデメリットと感じていることを整理したものです。

デメリット1位はオンオフの切り替えが難しいということです。

確かに始業や昼休み、終業のタイミングでチャイムが鳴るわけでもないし、自分で管理しないといけません。

デメリット2位は運動不足となりました。あまり家から出なくなるということでしょう。

なまった体に、個人的にはボルダリングがオススメです。

デメリット3位はコミュニケーション不足です。今では無料のチャットツールもあるので有効活用していくしかないですね。

ロビン
ロビン

ちなみに私はZoomのチャット機能を使ってます。使いやすいのでおススメです。

リモートワーク時は残業しずらい雰囲気がある?

ここからリモートワーク時の課題として挙げられる残業問題について紹介していきます。

どれほどの人が残業しているのか?

over work rate

「テレワークに関する調査2020」 連合よりhttps://www.jtuc-rengo.or.jp/info/chousa/data/20200630.pdf?42

上の統計は、リモートワーク時に時間外労働を行ったことがあったかを年代別で整理したものです。

リモートワーク時に残業を行ったことがある割合が全体で約4割、働き盛りの20代、30代に限っては約半数が残業していたことが分かります。

年齢を重ねるほど残業をした割合は下がっています。

残業は認められているのか?

rate of not declare

「テレワークに関する調査2020」 連合よりhttps://www.jtuc-rengo.or.jp/info/chousa/data/20200630.pdf?42

上の統計は、リモートワーク時に時間外労働を行った人の中で、残業の申告をしなかった割合、残業自体が認められていない割合を整理したものです。

残業が認めれられない割合は5割を超えており、そもそも残業の申告をしていない人が6割もいました。

ロビン
ロビン

こんなに残業の申告をしていない人が多かったとは・・・

なぜ残業の申告をしないのか?

reason of not declare

「テレワークに関する調査2020」 連合よりhttps://www.jtuc-rengo.or.jp/info/chousa/data/20200630.pdf?42

上の統計は残業を申告しない理由を整理したものです。

1位は申告しづらい雰囲気だから

確かに上長からしたら部下の状況を把握しづらく、部下からしたら上長に成果をアピールしづらいというのがあると思います。

または、会社から原則残業禁止の指示が出ている可能性があります。

ロビン
ロビン

私が勤めていた会社でも原則残業禁止の指示がありました

2位は時間管理がされていないから

リモートワーク時は、子育てなどの時間に追われ、断続的に業務を行ったり、夜遅くに業務した方が都合が良かったりする事情があるかと思います。

例えば、本来は定時時間内で行えた仕事を、育児などの都合で定時後に行い残業手当がつくのか?みたいな議論が出てきてしまうため、

会社側も残業を認めない方が管理が楽というのがあると思います。

ロビン
ロビン

難しいかもしれませんが、リモートワーク時の残業は絶対禁止とした方がすっきりしますね

まとめ

ここまで、統計調査をもとに、リモートワークのメリット・デメリット、そして残業できない問題について紹介してきました。まとめると・・・

まとめ
  • リモートワークのメリット1位は通勤時間の削減
  • リモートワークのデメリット1位はオンオフの切り替えが困難であること
  • リモートワーク時の残業は、申告がしづらく会社側も管理がしづらいという問題がある。

リモートワーク時のオンオフの切り替えや、残業の削減に関して有効な手立てを思いつけば、また紹介していきたいと思います。

ちなみに、テレワーク時にあった方がよいアイテムはこちらの記事でご紹介しています。

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