2020年8月に高値を付けて以来金価格は低迷していましたが、ここ最近になりようやく復調の兆しが見えてきました。
「金価格が上がる局面では金を採掘する金鉱株の株価が上がる」と言われている通り、金鉱株への投資を考えているなら今が買い時ではないかと考えます。
今回は直近の金価格の推移と今注目の金鉱株2社の株価推移を比較したので、金(ゴールド)への投資を考えている方には参考になるかと思います。
ちなみに、上記金鉱株2社についてはこちらの記事で比較検討しているので気になる方はご覧ください。
金価格の推移
金価格に連動する世界最大の金ETFであるスパイダーゴールドシェア(GLD)の過去1年間の価格推移のグラフです。
2020年8月に高値を付けてから、2021年3月までの約7か月間下落し続けていました。2021年3~4月までは横ばいで推移し、4月に入り徐々に上向いてきた印象です。
そして、この記事執筆時点の4月16日は前日比+1.62%の大きな上昇を見せました。
底値を脱しこれから上昇していく流れが期待できそうですね
バリック・ゴールド(GOLD)の株価推移
金採掘会社であるバリック・ゴールド(GOLD)の過去1年間の株価チャートです。
これを見ると、金価格と同様にここ数か月間は株価低迷していましたが、
4月に入り完全に底値を脱したように見てとれると思います。
この記事執筆時点の4月16日は前日比+4.12%の大きな上昇を見せています。
ニューモント・マイニング(NEM)の株価推移
金採掘会社であるニューモント・マイニング(NEM)の過去1年間の株価チャートです。
これを見ると、バリック・ゴールドと同様にここ数か月間は株価低迷していましたが、バリック・ゴールドより1か月ほど早く底値を脱した様子が見てとれると思います。
この記事執筆時点の4月16日は前日比+4.74%の大きな上昇を見せています。
金鉱株の今後について
直近で大きな上昇を見せた金鉱株ですが、金価格が復調し始めた段階ということからも、まだまだこれから大きな上昇が期待できると思います。
さらに、今絶好調の米国株は「そろそろバブルがはじけるのではないか」と危惧する声があります。
実際、このブログでもお勧めするS&P500の最近のパフォーマンスは下のグラフの通り右肩上がりで推移しています。
金(ゴールド)は株のリスクヘッジとして保有する人が多いため、米国株から金市場へ資金が流入すれば、金価格が上昇しそれに伴い金鉱株の株価も上昇することが予想されます。
まとめ
金価格が復調し始め、金鉱株の株価が上昇しつつあることをご紹介しました。
ちなみに「運用資金の内どれくらいの比率を金(ゴールド)で保有するのが良いか」については、こちらの記事でご紹介しているので、良ければ参考にしてみてください。
コメント