2021年の確定申告の期間が始まりました!
米国株投資家にとっては、外国税額控除の確定申告をして配当金で余計に払っている現地課税分(10%)を少しでも取り戻したいですよね!
個人的には今回が人生初めての確定申告でしたが、無事済ませることができました。
そこで、私が確定申告した際に参考にしたサイトを紹介するとともに、これから毎年続く確定申告をより楽に済ませる方法についてご紹介したいと思います。
米国株配当の確定申告を予定している方には参考となる情報と思いますので、ぜひご覧ください!
事前に準備するもの
まず、確定申告をするにあたり必要なものは、「源泉徴収票」と「特定口座年間取引報告書」です。
「特定口座年間取引報告書」は、証券会社から年1回発行される書類です。
ご自身が利用する証券会社のサイトで「案内」があると思うので、そちらを参考にしてください。
米国株外国税額控除の確定申告のやり方
基本的にこちらのサイトの流れに従えば、問題なく確定申告を進められますが、
「外国税額控除の入力」の方法の情報が不足していたので、ここについて補足していきたいと思います。
私はここでだいぶ足止め食らいました・・・
外国税額控除の入力方法
上の図の通り赤枠で囲った箇所のみ入力すればOKです。
各項目は上で書いている通り入力し、赤字で示した項目は「特定口座の年間取引報告書」から転記しましょう。
銘柄が多い場合は一つ一つ入力するのは大変なので、こちらの方法でまとめて入力していきましょう!
確定申告書の提出方法の違い
上の流れの通り進めれば、無事確定申告書を作成できたと思います。
お疲れさまでした!!
作成できた確定申告書の提出方法ですが、
税務署が発表している確定申告書の提出方法は以下の3種類があります。
それぞれについて少し補足したいと思います。
印刷して提出する方法
確定申告書を印刷して郵送または持参により提出する方法です。
今回私は印刷して税務署に持参するという方法を選択しました。
なぜ、郵送ではなく持参を選んだのかは後述したいと思いますが、
初めて確定申告する人の多くは、この「印刷して提出する方法」を選ぶことになると思います。
もし印刷して郵送する場合は、マイナンバーカードや本人確認書等の写しが必要で郵送料がかかることに注意してください。
ちなみに、確定申告書を印刷する時に「宛先」がかかれた紙が印刷でき、郵送の際はそれを切り取り封筒に張り付ければよいので、少し手間は省けます。
印刷して持参する場合は、マイナンバーカードと本人確認書類の原本をその場で提示すればOKです。
e-Taxで提出する方法(ID・パスワード方式)
税務署が発行するID・パスワードを使用してWeb上で確定申告書を提出する方法です。
ICカードリーダライタもしくはマイナンバー読取機能があるスマホを持っていなくてもWeb上で申請が可能です。
ただし、ID・パスワード方式の場合は、事前に税務署に行き、ID・パスワードを発行する必要があります。
専用のコンピュータに(自分で)情報を入力するだけなので、待ち時間がなければ15分足らずでID・パスワードが即時発行されます
私が今回確定申告書を印刷して、郵送せずわざわざ税務署に持参した理由は、
マイナンバーや本人確認書類の写しの作業が面倒くさかったのはありますが、
一番の理由は、ついでに税務署でID・パスワードの発行手続きを行って、来年からの確定申告は「ID・パスワード方式」で済ませたいと思ったからです。
多くのマイナンバーカードを読み取る術を持っていない方は、この「ID・パスワード方式」が最も楽でお金のかからない提出方法と言えます。
e-Taxで提出する方法(マイナンバーカード方式)
マイナンバーカードを読み取りWeb上で確定申告書を提出する方法です。
(あまりいないと思いますが)下のようなICカードリーダライタをお持ちの方
もしくは、マイナンバー読取機能のあるスマホをお持ちの(恵まれている)方は、この「マイナンバーカード方式」が最も楽な提出方法となります。
今後マイナンバー読取機能のあるスマホの普及が予想されるので、将来的にはこの「マイナンバーカード方式」が主流になってくるかもしれません。
まとめ
ここまで、米国株外国税額控除の確定申告に関する補足と確定申告書の提出方法について、私の経験をもとにご紹介してきました。
確定申告書の提出にあたり、私と同じように税務署への持参を考えている方は、こちらでお近くの税務署を探してみてください。
少しでも多くの方が確定申告をスムーズに終えられることを願っています!
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