アニメも漫画も人気な「呪術廻戦」
ここまで人気が出るその理由は、キャラの「ギャップ萌え」にあると思います。
アニメの最新話(19話)までを見た範囲内で、その人気ぶりについて考察してみたので、
まだアニメを視聴されていない方にも、このアニメの魅力を知って頂けると思います。
(ネタバレ無しなので、安心してご覧ください)
「呪術廻戦」の概要について
まずは「呪術廻戦」(じゅじゅつかいせん)について簡単にご説明します。
ちなみにググる時は、「じゅじゅつかいせん」で変換すると、呪術「回線」となってしまうので注意です(笑)
「呪術廻戦」は週刊少年ジャンプで2018年から連載している、作者芥見下々(あくたみ・げげ)氏による漫画です。
人間の負の感情から生まれる化け物・呪霊を呪術を使って祓う呪術師の闘いを描いたバトル漫画です。
アニメ公式サイトに記載されていた、紹介文とPVも下にのせておきます。
辛酸・後悔・恥辱
人間が生む負の感情は呪いと化し日常に潜む
呪いは世に蔓延る禍源であり、最悪の場合、人間を死へと導くそして、呪いは呪いでしか祓えない
驚異的な身体能力を持つ、少年・虎杖悠仁はごく普通の高校生活を送っていたが、
ある日“呪い”に襲われた学友を救うため、特級呪物“両面宿儺の指”を喰らい、己の魂に呪いを宿してしまう呪いである“両面宿儺”と肉体を共有することとなった虎杖は、
最強の呪術師である五条 悟の案内で、対呪い専門機関である「東京都立呪術高等専門学校」へと
編入することになり……呪いを祓うべく呪いを宿した少年の後戻りのできない、壮絶な物語が廻りだす―
引用:TVアニメ「呪術廻戦」公式サイト
「呪術廻戦」の人気ぶり
漫画の累計発行部数はアニメ放送直前の2020年10月には850万部だったようです。
これだけでも十分すごいですが、
アニメ放映中の約4カ月の間にさらに大きく伸び、2021年1月末には2500万部に到達したようです。
また、アニメ放送前の読者層は10~20代男性、次いで20代女性が多かったようですが、
アニメ放送を機に女性読者が増加し、現在は10~20代の購入者は男女ほぼ同数となっているようです。
「呪術廻戦」の個性的なキャラクターとギャップ萌えについて
呪術廻戦では多くの個性的なキャラクターが登場します。
そしてテレビアニメでは、それぞれの過去や背負っているものが丁寧に描かれるので、見る側はどうしても感情移入させられます。
きっと、アニメを見た人なら、自分一押しのキャラがいますよね。
ちなみに私はパンダ先輩が一押しです。
また、多くの人が呪術廻戦のキャラに引き付けられる理由の一つに、「ギャップ萌え」があると思います。
女性ファンの獲得に成功できたのは、ここが大きいのではないでしょうか?
「ギャップ萌え」ポイント
以下のキャラについて、具体的にどのような所に「ギャップ萌え」があるのか考えてみました。
~主人公なのに身体能力お化け~ 虎杖
バトル系のジャンプ漫画の主人公って最初弱く、仲間との切磋琢磨、師との出会い、いくつもの試練を経て、だんだん強くなるのが王道ですよね。
「呪術廻戦」の主人公「虎杖悠仁」は違います。
虎杖は、呪いを身に宿し呪術を身につける前から、オリンピック選手なみの身体能力をもつ、身体能力お化け設定である点が斬新です。
一方、「正しい死」とは何か?という哲学的な思想も持つ繊細さも兼ね備えた、人間味あふれるキャラです。
~エリートなのに情に厚い~ 伏黒
エリート一族出身の仲間って、大体最初は近寄りづらくツンツンしてますよね。
同じ試練を乗り越えるうちに主人公に感化され、頼れる相棒となっていくパターンが多いです。
しかし「呪術廻戦」の伏黒は、エリート一族出身で天才と呼ばれるほどの実力もありながら、
最初から自分を犠牲にしてでも周囲の仲間を助ける自己犠牲の精神を持ち合わせています。
アニメ最新話(19話)時点では、まだその能力が未知数なので、これからの活躍が楽しみなキャラです。
~可愛いのに口が悪い~ 釘崎
「東京都立呪術高等専門学校」の1年生の中では紅一点、見た目も可愛い女キャラです。
しかし、その戦闘スタイルは超攻撃的、相手に対して決して怯むことなく立ち向かっていきます。
普段の言動も粗暴で相手によってはけんか腰な口調で迫っていきます。
一方、都立呪術高専で1学年上の禪院真希(真希先輩)を尊敬していたりと、体育会系の爽やかさも合わせ持った魅了的なキャラです。
~最強なのにノリが軽い~ 五条先生
「呪術廻戦」の人気キャラ投票をしたら間違いなく上位にくるであろう特に女性ファンから人気のキャラです。
その実力は敵からも一目置かれるほどで、自他共に「最強」と認められる存在です。
アイマスクを外したらイケメンという萌えポイントはありますが、
その強さ故かどんな状況でも余裕があるという所に惹かれる人が多いと感じます。
「特級呪霊」と呼ばれる強敵との闘いの最中でも、食後のティータイムを楽しんでいるかのような雰囲気すら漂わせます。
また、相手が生徒であろうが大御所であろうが、同じ態度で接し、「言いたいことは言う」スタイルを貫いています。
強くてイケメン、余裕があってユーモアもある・・・
人気でない訳がないですね!
~脳筋に見えて理論派~ 東堂
「東京都立呪術高等専門学校」の姉妹校である京都校の2年生で、見た目は筋肉隆々のゴリゴリ系のキャラです。
見た目通り非常に好戦的なキャラですが、高身長アイドル「高田ちゃん」の熱狂的なファンという意外性も持ち合わせています。
かなりの実力者であり、その容姿から全てパワーでねじ伏せているのかと思ってしまいます。
しかし、その強さは高度な技術に裏打ちされたものであり、戦闘中に相手の動きを緻密に分析するなどかなりの頭脳派です。
また、色々あって主人公の虎杖を導くような役割も果たしてくれます。
このように、ギャップしかない魅力的なキャラです。
まとめ
他にもギャップ萌えのあるキャラがいますが(一押しのパンダ先輩など)、ネタバレを含んでしまいそうなので、この辺にしておきます。
現在アニメは19話まで進んでおり、Amazon primeやNetflixで視聴可能です。
全体のストーリーから見ればまだまだ序盤だと思うので、これから話がどう展開していくのか非常に楽しみです。
「呪術廻戦」気になっている方は、ぜひチェックしてみてください!
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