「わんこライト」はオンラインショップBASEや、ハンドメイドショップ(minne, Creema, iichi)で販売しています。
どこから着想を得てどのように制作したのか一連の流れをご紹介したいと思います。
ご自身のハンドメイド作品を出品していこうと考えている方には参考になる情報と思いますので、ぜひご覧ください。
「Pinterest」からアイデアをもらう
「Pinterest」というサービスを知っていますか?
ネット検索をしていたらたまたまPinterestのページに飛んでしまい、なんとなく商品を眺めていました。
するとこんな写真を見つけました
一目見て「欲しい」と思ったと同時に「作れるかもしれない」と感じました。
そこで、日本で似たような製品が売られているか?競合はいないか調べることにしました。
競合調査の結果
色々調べていたら、似たような製品がAmazonで売られていました。
「SUSIDAN」という北欧メーカーの物で¥8,669で売られていました。
なんか見た目がロボっぽいし正直高い・・・と思いました
もう少し可愛く作れば、日本で競合がいない製品にできるかもしれないと思い、制作を決心しました。
制作に必要な材料や機材を考える
Pinterestの写真を眺めて、「わんこライト」は以下の部品で作れると思いました。
必要な材料と機材の買い出し
幸いにも家の徒歩圏内にホームセンターがあるので、必要な材料や機材は比較的簡単に手に入れることができました。
「電球とソケット」と「スイッチ付き電源ケーブル」は家電量販店には売っておらずホームセンターで見つけることが出来ました。
ボディには、失敗することも考えて、比較的安価で加工も行いやすい「シナ材」を使用することにしました。
最も悩んだのが「電動ドライバー」です。1時間近くホームセンターで悩んでました(笑)
「インパクトドライバー」か「ドリルドライバー」か
「電動ドライバー」には、「インパクトドライバー」と「ドリルドライバー」の2種類があること知っていましたか?
ざっくり以下の特徴があります。
迷ったあげく、「ドリルドライバー」を購入することにしました。
ちなみにこちらが、実際に購入し使っているアイリスオーヤマ製の「ドリルドライバー」です。
購入してまだ1か月と経っていないですが、コードレスで軽いので使い勝手は◎
仕様の使用可能時間60分は短いかな?と心配していましたが、
穴をあけたり、ネジを閉めたりするのに、そんなに時間はかからないので、心配に及びませんでした。
こまめに充電する必要もなく、快適に使えています。
いざ制作にとりかかる
制作当日はホームセンターのオープン10時と同時に活動し始め、午前中は材料や機材の買い出しで終わってしまいました。
お昼ご飯を食べ体力を回復させ、昼過ぎからようやく制作にとりかかりました。
- 13:00作業スペースの準備
木材を切り出すとどうしても木くずが出るので屋外(ベランダ)で作業することも考えましたが、この時期は「冬」。さすがにキツイのでなんとか部屋のリビングにスペースを作りました。
適当な新聞やチラシもなかったので、サイズを間違えて使っていなかった「B5用紙が入る封筒」をカッターで切り開いて下に轢くことにしました(笑) - 13:30パーツのけがき
中学校の「技術」の時間を思い出しながら、パーツのけがき(下書き)作業を行いました。
頭(ライト部)・耳・首・胴体・前足・後ろ足・尻尾の長さの比率や形など、写真と現物を見比べながら寸法を決めたため、思いのほか時間がかかりました。
材料は少し余分に買っていたので、問題なく全パーツ収めることができました。 - 15:00パーツの切り出し
けがきした通りに「のこぎり」で材料を切り出していく作業です。
木目に対して「平行」「垂直」方向は割と切りやすいのですが、胴体や頭の切り出しには、どうしても木目に対して「斜め」方向が出てきます。
この「斜め」をけがき通りに切り出すのが難しく、苦労しました。 - 18:00パーツの穴あけ&ネジで固定
切り出したパーツをやすりで整えてから、必要な場所にドリルドライバーで穴をあけます。
ドリルドライバーには穴あけ用の「ドリルの先端」が付属しておらず、「ドリルの先端」は別で買いました。なので、取り付けや動作が上手くいくか心配でしたが、全く問題なく穴をあけることが出来ました。
パーツに穴を開けられたらネジを通し「蝶ナット」で固定していきます。ネジの長さや蝶ナットとネジの嚙み合わせもバッチリで一安心。
これで土台が完成です! - 19:00頭のパーツに耳や電球ソケットを設置
頭のパーツに耳や電源ケーブル付き電球ソケットを固定していきます。耳は「くるくる回る」ようにしたかったので、ネジとナットで締めすぎないように注意しました。この耳取り付け用のナットと電球ソケットの土台が干渉するのを避けるのに苦労しました。その他、頭のパーツに電源ケーブルを通すための溝を設けました。
- 20:00頭を組立て首に固定
この工程が最も苦労しました。頭のパーツ(台形x4枚)を木工ボンドで接着する必要があったためです。頭の台形型のパーツは全てのこぎりで切り出しており精度が出てないため、接着材が乾くまでに固定するのが非常に難しかったです。しっかり乾いたところで首にはめ込み、形としては完成です。
- 21:00仕上げ
左右のバランスを見て、ぐらつかずにしっかり立てるようにやすりで微調整して完成です。
昼過ぎからノンストップで作業して完成まで8時間かかりました。
自分の手で作り上げた作品は愛着が湧きますね・・・
まとめ
ほぼゼロの状態からハンドメイドの作品「わんこライト」を作り上げるまでの過程を紹介してきました。
この作品が気になった方はこちらから購入できますので、一応載せておきます。
今回の制作で最低限の機材を揃えることができたので、他の作品にも挑戦していきたいと思います。
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