・転職を考えているけど何から手をつけていいか分からない・・・
・転職活動の軸って何?
こんなお悩みにお答えします。
結論から言うと転職活動における最優先事項は転職の軸の設定です。そして転職の軸=転職で実現したいことです。
この記事ではなぜ転職活動の軸が大事なのか?また具体的な軸の作り方や軸ずらし転職について紹介します。
転職の軸を理解すれば転職活動がスムーズにいく確率が格段に高まるので、転職活動を成功させたい方はぜひご覧ください!
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転職の軸が最優先な理由
転職の軸を最優先としているのには以下2つの理由があるからです。
それぞれ具体的に解説します。
満足のいく転職をするため
転職を考えている人は今の仕事や職場に何らかの不満があって、その不満を解消するために転職をします。転職によってその不満が解消されれば、満足のいく転職といえます。
しかし、意外に思われるかもしれませんが、転職活動中は自分を見失い本来求めていたものとは違う方向に進んでしまうことがよくあります。
例えば、
・年収はそこまで追い求めていなかったのについつい高年収の求人に目がくらむ
・求人票に書かれている仕事内容がキラキラして見える
最初に転職の軸を固めておかないと、気づいたら希望とは異なる求人に応募していた・・・内定をもらってから希望と違うことに気づいた・・・なんてことが本当によくあります。
満足のいく転職、成功したと思える転職をするために最初に転職の軸を決めておくのが良いと思います。
効率的に転職活動を進める
多くの人は10社以上の求人に応募し選考を進めていきます。転職エージェントサービスを活用するならある程度は代行してくれるので1人で転職活動を進めるよりもだいぶ楽です。
とは言っても複数社同時に選考を進めるのは大変なもの。
転職の軸が決まっていないと、エージェントから紹介される求人に応募しまくって無駄打ちがやたら多くなってしまいます。
そうなると忙しく時間がない中で、1社1社にかけられる時間は減り結果、職務経歴書を脳死で使いまわすことになってしまいます。
また、確認する求人数が膨大となり、丁寧に求人を見る時間がとれないので、なんとなく名前を知ってる有名企業にだけ応募することになります。
当たり前ですが有名企業は就活以上に競争倍率が厳しいと言われます。
質の低い職務経歴書でライバルが多い求人にばかり応募したら何が起きるでしょう?
書類選考の通過率が悪くなり、数は打つけど打率が悪いので結果的に効率が悪いということに気が付きます。
結果書類選考が通らない・・・転職の軸をしっかり見直そう!とここで真剣に考える訳ですが、非常に時間をロスしてしまうので最初に転職の軸を決めておくことをオススメします。
具体的な転職の軸の作り方
転職の軸の作り方を私の実例を交えて紹介します。
よくある転職の軸
よくある転職の軸をいくつか挙げてみたいと思います。
全てを完璧に満足することは難しいので、この中で譲れないものと妥協できるものという感じで優先順位をつけます。
優先順位をつける
欲張りすぎずに優先順位をつけるのが大事と言われます。「何かを得るには何かを捨てなさい」的なノリですね。
そんなことを言われても実際はどれも捨てがたいものです。ですがどうせ後で活用する転職エージェントからも優先順位つけてと言われます。
同順位があってもいいからとりあえずTOP3くらいで何となく順位付けしてみるのがオススメです。
最近話題の「軸ずらし転職」って?
転職ノウハウを発信しているmotoさんが提唱している言葉です。
moto:年収水準の高い業界や職種に「ずらして」転職していくというものです。僕は年収というものが「業界×職種」で決まると考えています。そのため、このどちらかを(業界や業種の)隣接している分野にずらして転職していくのです。
MONEY PLUS
つまりは、これまでのスキル・経験を活かしてより待遇のよい業界・職種に身をうつしていくという考え方です。
私もこの考え方には全面的に賛成で、実際私もこれで年収UPを実現してきました。
ただ本来「軸」という言葉は、物事のかなめや中心を指すもので、軸を「業界x職種」と定義してしまうと、混乱する人が出てきてしまうと思います。
え、軸をずらしたら転職うまくいかないんじゃ・・・と私も最初は不思議に思いました。
決して転職の中心(転職で実現したいこと)をずらすという意味ではないので注意が必要です。
まとめ
ここまでご紹介した通り、転職活動をより効率的に満足のいく形で進めたい方は最初に転職の軸を決めた方が良いと思います。
転職の軸がぶれぶれでは上手くいくものもうまくいきません。
もちろん転職活動を進める途中で考え方が変わり、転職の軸を変更するのはありだと思います。ただしポジティブな理由の場合に限ります。
みなさまの転職活動が上手くいくことを切に願っております!
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