こんなお悩みにお答えします。
結論から言うと、下でご紹介する5つの手順をふむことでキャリアの棚卸しができます。
この記事では職務経歴書や面接対策につながるキャリアの棚卸しの方法について紹介します。
これを見れば具体的なキャリアの棚卸しのやり方をご理解頂けると思います。転職活動を効率よく進めたい方はぜひご覧ください!
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キャリア棚卸しのやり方
私の転職活動の実体験をもとに、キャリア棚卸しのやり方をまとめました。下の流れの通り進めて頂ければ、キャリアの棚卸しができます。
やったことを思いつく限り書き出す
新入社員の頃から振り返って、これまで自身が携わった業務を思いつく限り書き出してみてください。
書き出す媒体はなんでもOKです。ノートに書いたり紙に書いたり、WordやExcelに打ち込んでもなんでもOKです。
ガッツリ関わっていなくても、ほんのちょっと触ったくらいの仕事でもいいです。なぜならあとで職務経歴書を書くときに「〜の知見がある」と書くことができるからです。
この段階でどれだけ仕事内容を書き出せるかで応募可能な求人数が変わってきます。ここで言う応募可能な求人というのは、書類通過の可能性のある求人のことです。
まったくの未経験で知識ゼロの求人に応募するのは無謀ですから、時間のむだになってしまうのでおすすめしません。
数字を入れる
仕事内容を書き出すことができたら、それぞれに数字の情報を足してみてください。数字が入ると内容がより具体的な印象となります。
例えばとあるプロジェクトに参加していた場合、参加人数やプロジェクトの期間を書けば、そのプロジェクトの規模感が伝わります。
例えば、メーカの場合取り扱っていた製品の大きさや年の出荷台数などを書けば、製品の規模感が伝わります。
この規模感が求人にマッチしていればなお良いですが、マッチしていなくてもあまり気にしなくていいと思います。
数字の情報をいれることで、読み手がイメージしやすい職務経歴書をつくることがねらいです。
職務経歴書が分かりづらいという理由で書類で落とされるのはもったいないですよね
成果をつけたす
数字の情報をいれた仕事内容にさらに成果をつけたしてください。成果が書かれていると内容にぐっと説得力が増します。
理想は〇日の工数削減、〇%のコスト削減、〇台のノルマ達成など数字であらわせる実績ですが、実績がなくても大丈夫です。
対外折衝がメインの業務だった場合、例えば、「客先から評判を得た」や「関係先から感謝された」なども立派な成果といえます。
私がよく使っていたテクニックは「〜に貢献」や「〜に寄与した」という表現です。直接的には関与しておらずとも、どこかで誰かの実績と繋がっていることはよくあります。
ものは言いようですね!
前後工程にいる関係先の仕事も思い浮かべ、何かアピールできることはないか探ってみてください。
外国語の実務経験を書く
多くの会社で語学力はアピールポイントになります。特に英語や中国語の実務経験です。求人を見るとTOEIC〇〇〇点推奨など具体的に明記しているものも少なくありません。
TOEIC等の客観的に語学力を図れる資格はかならず記載するとして、海外駐在や海外出張、英語でのテレカンやプレゼン、メールなどなど
外国語を使用した経験があれば書き出してみてください。外資系企業も視野に入れるのなら外国語の実務経験はほぼマストだと思います。
資格や実務経験がなくても勉強中であればアピールした方が良いとおもいます。
スキルの抽出と使用ツールの確認
これまでに書いた仕事内容や経験からスキルの抽出と使用ツールの確認を行ってください。
使用ツールの確認は簡単です。例えば技術職の場合はCADや解析ソフトなどのツール名と使用期間を書いてください。
スキルの抽出に関しては少し工夫する必要があります。より幅広い求人にアプローチできるようにスキルは変換してかくのがコツです。
なぜなら、例えばメーカーの場合、製品がどのような要素や技術で成り立っているかは、専門外の人には伝わりずらいものだからです。
読み手に正しくスキルを理解してもらうため、この機会にぜひ考えてみてください。
また20代はポテンシャル、30代はリーダー経験、40代はマネジメント経験が重視されるようなので、そういった部分もスキルとして挙げてみてはいかがでしょうか。
スキルや経験のマッチングが中途採用のポイントと言えるので、じっくり時間をかけて考えてみるのがよいかと思います。
まとめ
私が実践していたキャリア棚卸しの方法について解説してきました。
これまでのキャリアを思い返してみると「そういやこんなこともしてたな」と懐かしい気持ちにもなったりします。ぜひ楽しみながら考えてみてください。
みなさまの転職活動が上手くいくことを切に願っております!
・ キャリアの棚卸しのやり方が分からない・・・