こんなお悩みにお答えします。
結論から言うと、履歴書と職務経歴書は基本的にテンプレ通りでOKというのが私の考えです。
この記事では、はじめて履歴書や職務経歴書を作成する人に最低限の知って欲しいポイントについて紹介します。
これを見れば、まず間違いない履歴書・職務経歴書が作成できると思います。転職活動を効率よく進めたいと思う方はぜひご覧ください!
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履歴書作成のポイント
履歴書は住所や名前などの個人情報や学歴・職歴などのプロフィールを簡単に紹介する書類です。
転職エージェントサービスに登録すると、履歴書や職務経歴書のテンプレを送付してくれると思います。
一般的な記載項目は以下の通りです。1つのエージェントで作成すれば他のエージェントで使いまわすことが可能です。
ちなみに私のオススメエージェントはずばり「JACリクルートメント」です。
【実態調査】おすすめ転職エージェント大手3社の特徴と賢い使い方で大手エージェント各社比較しているので興味あればご覧ください。
フォーマットはテンプレ通り
職務経歴書と違いキャリアをたんたんと書いていくのが履歴書です。
テンプレとあわせて記入例もエージェントが送ってくれると思うので、トリッキーなことはせずテンプレ通りに書くのをおすすめします。
空白期間はそのまま記載する
職歴上の空白期間はそのまま記載します。
離職期間があった場合にそれをごまかすために、退職日を遅めたり逆に入社日を早めたりすることはやめましょう。経歴詐称となり、のちのちトラブルになりかねません。
私も離職期間がありましたが正確に記載していました
離職期間があるとその期間何をしていたのか面接で突っ込まれることがあります。少し身構えてしまいそうですが、単に興味本位で聞いているような印象を受けました。
企業としてはそこまで重要視していないと思うので、正直に答えれば良いかと思います。
職務経歴書作成のポイント
職務経歴書はこれまでの業務内容やスキル・経験を詳細に紹介する書類です。自己PRもここで記載することができます。
転職エージェントサービスに登録したら、履歴書と同じくエージェントとの面談までに用意するように言われ、その際テンプレ(Wordファイルが多い)を送付してくれると思います。
一般的な記載項目は以下の通りです。履歴書と同じく1つのエージェントで作成すれば他のエージェントで使いまわすことが可能です。
まずはじめにキャリアを棚おろす
職務経歴書を書き始める前に、まずキャリアの棚卸しが必要です。下記の5つの手順をふむことでキャリアの棚卸しができます。
具体的には、【誰でもできる】転職活動におけるキャリア棚卸しの5つのポイントで紹介しているので、キャリアの棚卸しのやり方が分からない人はぜひご覧ください!
基本はテンプレ通り
職務経歴書のテンプレはどこのエージェントサービスでも基本的に記載する項目は同じです。上記の項目を確実に埋めていきましょう。
テンプレとあわせて記入例もエージェントから送られると思うので、基本的にテンプレ通りに書くのをおすすめします。
ただ、20代の場合は大学時代の研究テーマや公開論文なども職務経歴に記載する(400文字程度)ことをおすすめします。
なぜなら20代の転職ではポテンシャルも考慮されるので、業務で関わっていない分野でも大学で触れていればある程度素養があると見なされ、書類が通る可能性があるからです。
少しでも可能性を広げる努力はしておいた方が良いというのが私の考えです
プラスアルファの情報
職務経歴書に補足したい内容があればテンプレの内容に付け加えて記載すればOKです。補足情報の例としては以下のようなものがあります。
詳しくは【A4紙2枚はダメ?】補足情報を入れた伝わる職務経歴書の書き方で紹介しているのでぜひご覧ください!
パターン別の注意点
転職回数が多い人
転職回数が多い場合は、記載する業務内容を厳選し補足としてこれまでの転職理由を必ず追記してください。
様々な仕事を経験している分どこに強みがあるのか伝わりづらくなることが多いので、アピールする部分を絞る必要があります。
また、転職回数が多いというだけで採用側にマイナスの印象を持たれる可能性が高いので、納得感のある転職理由を記載し採用側を安心させる必要があります。
詳しくは【高評価】転職回数が多い人の職務要約・自己PR・転職理由の書き方で紹介しているので、転職回数が多くて不安に感じている方はぜひ参考にしてください!
短期離職・退職となる人
一般的に業界経験や職種経験が浅いと採用側にマイナスな印象を持たれてしまいます。中途採用は基本的に即戦力採用だからです。
ですが、工夫次第で業界経験や職種経験が浅くても採用側にポジティブな印象を与える職務経歴書を作成することができます。
短期の離職・退職のパターン別でオススメな職務経歴書の書き方については、短期離職3回!?会社をすぐ辞める人の職務経歴書の書き方で紹介しているので、
ご自身の経歴に自信を持てないという方はぜひご覧ください!
外資系企業に挑戦したい人
もし外資系企業への転職を検討しているなら、履歴書・職務経歴書に加えて英文レジュメが必要です。
英文レジュメのポイントは下記の通りです。
- テンプレに沿って作成
- 箇条書き
- 文は動詞から書き始める
詳しくは【外資志望必見】失敗しない英文レジュメの書き方とテンプレ入手法で解説しています。
知っておくと便利な表現や翻訳ツールを使用する時の注意点についても紹介しているので、外資系企業への転職を検討している方はぜひご覧ください!
転職活動に時間をさけない人
今の仕事が忙しく転職活動になかなか時間をさけない人は、ついつい一度作成した職務経歴書をさまざまな企業に使い回してしまうかと思います。
私も同じような状況で職務経歴書をよく使い回していました・・・
ですが、結論から言うと、脳死状態で職務経歴書を使いますと転職活動は失敗します。
転職活動で職務経歴書の使い回しが発生する理由と使いまわすデメリットについては、【注意】転職エージェントで職務経歴書を使い回す3つのデメリットで紹介しているので、
書類選考の通過率を上げて効率よく転職活動を進めたい方はぜひご覧ください!
まとめ
転職活動で必須となる履歴書・職務経歴書の作成のポイントとパターン別の注意点をご紹介しました。
とくに職務経歴書をいかに作り込めるかで転職の成功確率が大きく変わってくると思うので、ぜひ時間をかけて納得のいくものを仕上げてほしいと思います。
なお、企業に刺さる職務経歴書を作成するためには、企業に精通している転職エージェントからアドバイスをもらうのが圧倒的にオススメです。
優秀なエージェントであれば、その企業が好まないNGワードなどの裏の情報を教えてくれることもあります。私がオススメしている転職エージェントはずばり「minne(ミンネ) 」です。
みなさまの転職活動が上手くいくことを切に願っております!
・転職活動の履歴書・職務経歴書はどうやって作ればいいの?
・作成のコツとか、書かない方がいいNGな内容ってある?