自宅で愛用している手作りの壁掛け棚をオンラインショップのBASEで販売することにしました。
ネットショップ販売未経験の私がBASEを利用するにあたり事前に行った準備、利用前に知っておきたかったことについて紹介します。
これから、BASEでの販売を考えている方がいれば少しでも参考になれば幸いです。
競合製品の調査にあたり知っておきたいこと
まず最初に私は自分の競合となる商品の調査から始めました。
BASEはスマホアプリを提供しており、
ユーザーが商品検索や購入を行うことのできるアプリ「BASE」と
お店側が商品やサイトデザイン、注文管理を行うことができるアプリ「BASE Creator」があります。
ユーザー側の「BASE」の方を使って、出品した商品と同類のカテゴリの商品を探します。
複数のカテゴリから競合製品を調べる
私の出品商品は、壁にピンで取り付け可能な棚なので、壁付け棚とBASE内で検索をかけて探しました。
すると意外にも出品されている方が少なく、
「お、これはチャンスあるかも!」と思ったのもつかの間、今度は壁掛け棚と検索かけたところ、
とたん大量の商品が画面に現れました。
と、このような感じで正確に競合製品を把握するのに、商品に近しい複数のカテゴリから検索をかけてみることをお勧めします。
どのような路線で攻めるかを考える
そもそも、壁にピンで取り付け可能な棚を出品しようと考えた理由ですが、
もともと自宅のインテリア用に、コンパクトかつシンプルや壁掛け棚が欲しかったのですが、
ネット検索してもなかなか思い描いたものが見つかりませんでした。
「それなら自分で作ってしまおう」と思い、本体の材料(木材)や部品を探しにいくつものショップを巡り、
ようやく手に入れ、実際に組み立ててみると、納得のいくモノができました。
コンパクトゆえ実用性もあり、私自身気に入っているもので、「もしかしたら同じような需要があるかもしれない」と思い、販売することとしました。
競合製品を調べると、アンティーク風なもの、珍しい素材を使用したもの、オシャレなデザインのものなど、多種多様製品がすでにあります。
そこで、どのような部屋にも馴染み、付け外しも容易という実用性をメインに押し出していこうと決めました。
このように競合調査の結果、見えてくるものがあるので、まずはざっと検索してみることをお勧めします。
サービス利用前にBASEの手数料について知る
BASEはメルカリと同じように、出品までは無料でできますが、商品が購入されるとその利益から手数料が引かれる仕組みとなっています。
手数料は主に2種類で決済時にかかる手数料と振込時にかかる手数料です。
BASEの決済時にかかる手数料
出典:BASE公式 https://baseu.jp/6685
出典:BASE公式 https://baseu.jp/6685
BASE公式も具体例で分かりやすく説明してくれています。
要は 決済時にかかる手数料 = 販売代金 x 6.6% + 40円
と覚えておけばよいですね。
BASEの振込時にかかる手数料
出典:BASE公式 https://baseu.jp/6685
出典:BASE公式 https://baseu.jp/6685
BASE公式もこの振込時にかかる手数料は忘れがちと説明していますね。
振込時は固定で250円はかかると覚えておけばよいですね。
言うまでもないですが、こまめに振込申請はせず、利益が2万円を超すまで待って振込む方がお得ですね。
BASEで売るか?自作のオンラインショップで売るか?
手数料に関して、もう少し整理して考えてみました。
上のグラフは横軸に販売価格、縦軸に販売価格に占める手数料の割合で整理したものです。
販売価格が高い商品ほど販売価格に占める手数料の割合が低くなるためお得と言えそうです。
また、販売価格に占める手数料の割合は、3000円の約8%を境に変化があります。
3000円より安い場合かなり手数料が割高なので、セット販売で3000円を超すようにするといった工夫が必要かもしれません。
もしくは、自分でオンラインショップ(外注でもいい)を用意するというのも選択肢としてあると思います。
ですが、BASEは豊富な決済サービスが用意されていたり、人が集まるサイトに商品を出品できるといった大きなメリットがあるので、
軌道に乗るまでは、BASEを活用するのが無難だと思います。
まとめ
今回はBASEに出品するうえで、事前に理解しておいた方が良い点について整理しました。
結論としては、私のようなネット販売の素人や、これから新規にお客様を獲得していかれる方は、
BASEを活用するのは良い選択肢の一つだと思います。
実際にBASEを運用していく中で、また気づきがあれば、情報発信していきたいと思います。
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