【2割が利用】転職エージェントの仕組みとメリット・デメリット

転職エージェントって使ったほうがいいの?

こんなお悩みにお答えします。

結論から言うと転職エージェントは使うにこしたことはないです

この記事では転職エージェントサービス転職者の目線から見た転職エージェントのメリット・デメリットについて紹介します。

これを見ればなぜ転職エージェントを使った方がよいかがご理解頂けると思います。転職活動を効率よくスムーズに進めたい方はぜひご覧ください!

この記事を書いている人↓

Aki
Aki

外資メーカ勤務の32歳(男)|理系院卒|転職3回、投資歴6年、ボルダリング歴10年|
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転職エージェントサービスとは?

新卒の就活と違い、社会人の転職は働きながら活動を進めるのがセオリーです。しかし働きながら各企業にエントリーしたり面接日程の調整をしたりするのは大変・・・

その代行を行ってくれるのが、転職エージェントサービスになります。

転職エージェントサービスに登録したら、基本的に担当者(エージェント)が1人つきます。そして、そのエージェントが転職者と企業の間に入り、下記のようなサービスを提供してくれます。

サービス内容

① 履歴書・職務経歴書のアドバイス
② 求人の紹介(求人票には載っていない事項の確認もできる)
③ 企業への応募手続き(推薦文を添えてくれる)
④ 選考結果の連絡・選考辞退の連絡
⑤ 面接日程調整や面接のアドバイス

⑥ 年収の交渉

このように転職エージェントは転職活動を幅広くサポートしてくれる心強い味方です。

そんな都合のいいサービスがあるの?

上手く活用すれば転職活動を効率的に進めることができる転職エージェントサービスですが、サービスの利用料はどうなのかというのは当然の疑問だと思います。

転職エージェントサービスの登録は有料?

ロビン
ロビン

無料で登録可能です。ちなみにエージェントへの報酬は入社が決まれば転職者の年収条件の3割程度がエージェントに支払われるシステムのようです。

候補者が入社して初めて報酬が発生するため、エージェントは候補者を入社させることが目的ということを頭の片隅に置いておく必要があります。

どれくらいの人が使っているの?

出典:転職エージェントの利用状況に関するアンケート

転職サイト比較Plusで公表されている、22歳から39歳の男女460人を対象に転職サービスの利用状況に関するアンケート調査(2020年実施)をみると、全体のおよそ2割が転職エージェントを活用しているようです。

これを見ると転職エージェントを活用している人の割合はあまり多くない印象ですが、求人の質という点で転職エージェントを活用しない手はないです。

しかし一部で「転職エージェントは信用できない」という声があります。それについては転職エージェントは信用できない?サービスの仕組みと3つの注意点で解説しているのであわせてご確認ください。

転職エージェントのメリット・デメリット

転職エージェントのメリット・デメリットは挙げればきりがないですが、ここでは敢えて重要なポイントのみに絞って解説します。

メリット① 非公開求人にアクセスできる

転職エージェントに登録することで、一般に公開されていない求人(非公開求人)にアクセスできるようになります。

具体的にはリクナビNEXTやdodaなどいわゆる普通の転職サイトでは公開されていない求人のことです。

このような非公開求人に質の高い求人が多いのは事実です。なぜなら企業が非公開とする理由として以下があるからです。

非公開にする理由

① エージェントに採用代行を担ってもらい応募が殺到するのを防ぎたい
② 高額な紹介手数料を払ってでも良い人材を採用したい
③ ライバル会社に求人を出していることを悟られたくない

非公開求人に大手や有名企業が多いというのは何となく想像ができるかと思います。

メリット② 転職市場の動向を知れる

転職動向について正確に把握しておくことは転職活動においてかなり重要なポイントだと思います。なぜなら転職活動はいわば情報戦だからです。

ロビン
ロビン

1つの枠を多くの転職者が狙っている早い者勝ちの戦いというイメージが想像しやすいかと思います。

タイムリーな転職市場の動向はネットにも情報がでまわっておらず、業界に身を置く人でないと分かりません。こういった貴重な情報を転職エージェントを活用することで得ることができます。

例えば今のような状況ではこういう風に予想することができます。

コロナ不況で企業は中途採用枠を絞っているため求人の数は少ないだろう。一方で不況により失業者の数は増えている。つまり例年と比べ競争倍率は上がっている。

では本当にそうなのか?

実際に転職エージェントに確認してみたところ、明らかに競争倍率は上がっており、現在の平均的な書類通過率はわずか10%ほどということが分かりました。

仮に10社応募して全てお見送りされた場合、普通であれば自分には市場価値がないのか・・・とへこんでしまいそうなところですが、

リアルな市場動向を知っていれば、そんなもんかと割り切ることができ、自信を落とさずに転職活動を続けられます。

ロビン
ロビン

自信のあるなしで転職が成功するかどうかが大きく変わってくると思います。面接での余裕にもつながってきます。

メリット③ 客観的なアドバイスを得られる

客観的に見て分かりやすい職務経歴書を作るのは転職活動において非常に大切だと思います。なぜなら見るのは基本的に専門外の人だからです。

特にエンジニアの場合、職務経歴書はかんたん過ぎず専門的過ぎないというバランスが大事だと思います。

自分では分かりやすく書いたつもりでも、よほど客観視できる人でないとこのバランスのいい職務経歴書を一発で書くのは難しいと思います。

ぜひ転職エージェントに職務経歴書を添削してもらってください。おそらくある程度業界知識のあるエージェントが担当にはなっていると思いますが、言っても専門外の人です。

フィードバックをもらって徐々にブラッシュアップしていくのが良いと思います。

ロビン
ロビン

私も納得のいくまで何度も職務経歴書の修正をかさねました

デメリット 転職活動が受け身になる可能性がある

基本的に転職は主体的に行わないと満足のいく結果を得られないと思います。ヘッドハンティングでもない限り1つの枠を複数人で取り合う早いもの勝ちシステムだからです。

中には仕事が忙しく転職エージェントが紹介する求人しか見る余裕がないという方もいると思いますが、自分の市場価値や相場感を養うためにも自分でも求人を積極的に探すことをオススメします。

例えば、自分のスキルや経験でどれくらいの年収が狙えそうか?など、似たような業界や職種の求人を複数見てみることである程度判断できるかと思います。

また、転職エージェントが紹介してきた会社が実際どうなのか?OpenWorkなどの口コミサイトも参考にして調べてみるのが良いと思います。

ロビン
ロビン

OpernWorkは私もヘビロテしていますが、非常にオススメです!

まとめ

転職エージェントがどういうものかざっくりご理解頂けたと思います。

転職者にとって基本的にメリットしかない転職エージェントは活用すべしというのが私の考えです。

今回触れなかった転職エージェントを賢く活用する方法や私が実際に利用したエージェントの感想などは別記事で紹介したいと思います。

みなさまの転職活動が上手くいくことを切に願っております!