こんなお悩みに答えます。
結論から言うと、転職エージェント業界大手TOP3社であるリクルートエージェント・dodaエージェントサービス・JACリクルートメントは全て登録して損はないです。
この記事では、エージェントの仕組みや利用割合、大手転職エージェント各社の特徴、エージェントの賢い使い方などを解説します。
これを見れば、転職エージェントに登録するメリットや自分にあった転職エージェントの探し方が見つかります。
転職活動で失敗したくない人はぜひご覧ください!
この記事を書いている人↓
転職エージェントの仕組みと利用率
新卒の就活と違い、社会人の転職は働きながら活動を進めるのがセオリーです。でも働きながら各企業にエントリーしたり面接日程の調整をしたりするのは大変。
その代行を行ってくれるのが、転職エージェントサービスになります。
転職エージェントサービスに登録したら、基本的に担当者(エージェント)が1人つきます。そして、そのエージェントが転職者と企業の間に入り、下記のようなサービスを提供してくれます。
転職エージェントの仕組み
様々な面で転職活動をサポートしてくれる転職エージェントサービスですが、基本は無料で利用することが出来ます。
エージェントへの報酬は、候補者の入社が決まれば年収条件の3割程度がエージェントに支払われるシステムとなっています。
つまり、転職者の年収がUPすればエージェントの報酬もUPするというWin-Winなビジネスモデルになっています。
転職エージェントの利用率
転職サイト比較Plusで公表されている、22歳から39歳の男女460人を対象に転職サービスの利用状況に関するアンケート調査(2020年実施)をみると、全体のおよそ2割が転職エージェントを活用しています。
全体の2割というとあまり多くない印象ですが、効率的に転職活動を進められるという点で転職エージェントを利用しない手はないというのが私の考えです。
しかし、中には「転職エージェントを信用できない」という声もあります。それについては【実態調査】なぜ転職エージェントは信用できないのか?3つの注意点で解説しているので、興味のある方はご覧ください!
それでは、大手転職エージェントサービス3社の特徴を解説していきます。
リクルートエージェントの特徴
リクルートエージェントは、厚生労働省「人材サービス総合サイト」における無期雇用および4ヵ月以上の有期雇用の合計人数(2019年度実績)で転職支援実績がNo.1の転職エージェントサービスです。
私が実際に利用して感じたリクルートエージェントの主な特徴は2つあります。
- とりあつかう求人数が多い
- スマホアプリが使いやすい
とりあつかう求人数が多い
求人数が豊富であるということは、それだけ応募可能な求人が多い=内定の確率が上がるということになります。
これまでのキャリアに自身がある場合は応募数を絞りピンポイントで応募する方法もありますが、特に不況時の転職活動や無職から転職する場合は、応募数を増やして少しでも多くの企業で書類選考を通過させることが重要です。
スマホアプリが使いやすい
リクルートエージェントが提供しているスマホアプリは他社と比較し使い勝手が良いです。スマホアプリは特に求人の検索で用います。
求人はPCからでも探せますが、スマホならいついかなる時も求人をチェックすることができます。特にライバルが少なく書類通過率の高い新着求人をチェックする場合は普段持ち歩くスマホの方が有利です。
例えば、企業によっては複数のポジションで求人を出しているところがありますが、リクルートエージェントのアプリは、企業ごとに求人を整理してくれているので、とても閲覧しやすいです。
企業ごとに整理されていないと、確認しなくてはいけない求人が増えその分手間となってしまいます。
PCでもスマホでも現在WEB版では求人が企業ごとに整理されていないので、求人を探す場合は、スマホアプリを活用するのがオススメです。
dodaエージェントサービスの特徴
無料でBASEに出店してみる も業界最大級、約10万件の求人情報を取り扱う大手転職エージェントサービスです。
私が実際に利用して感じたdodaエージェントサービスの特徴は、経験が活かせる専門外の求人も多く紹介してくれるという点です。
これまで検討の範囲外にいた業界・職種を知ることで転職で将来の可能性を広げることができます。
転職で将来の可能性を広げる
これまでの仕事で得た経験・スキルは同業界でなくても通用することは多く、業界・職種を変えるだけで年収がUPすることも多いです。
特に伸びている業界では人手が足りていないため、業界未経験・職種未経験であっても募集している企業も少なくないです。
しかし、自分のスキル経験が他業界で通用するのかどうかは自分では判断がつかないものです。dodaエージェントサービスでは、企業側のエージェントがマッチする求人を見つけてくれます。
具体的には転職者担当のエージェントが紹介してくれる求人以外にも、企業担当のエージェントが紹介してくれる「採用プロジェクト担当紹介求人」というものが存在し、幅広い業界・職種の求人を紹介してもらうことができます。
「自分では思いもしない業界・職種から需要があった」という発見があると思うので、特に20代の場合は将来の可能性を広げるためにも登録しておいて損はないです。
JACリクルートメントの特徴
minne(ミンネ) は管理・専門職、ミドル・ハイクラス向けの 高年収層に特化した転職エージェントです。
私が実際に利用して感じたJACリクルートメントの特徴としては、ピンポイントでマッチする求人を紹介してくれるという点です。また、利用者の満足度が高いことも特徴の一つです。
利用者の満足度が高い理由
リクルートエージェントとdodaエージェントサービスは、転職者担当と企業担当でエージェントが分かれています。一方minne(ミンネ) は1人のエージェントが企業担当と転職者担当を兼任しています。
JACリクルートメントの場合、担当エージェントが企業の採用担当や部門の責任者とコネクションを持っている場合が多いので、担当エージェントは業界知識が豊富で質問のレスポンスが早いです。
そして求人にピンポイントであう経験・スキル・専門性をもった人材を探します。それゆえ紹介される求人が少ないですが、質が高い求人が多いのが特徴です。
特にこれまでのキャリアに自信のある方や専門性の高い職種の方で年収UPを目指したい方は、登録をオススメしたいエージェントです。
転職エージェントの賢い使い方
転職エージェントを上手く活用できるかできないかで転職のスムーズさが大きく変わってきますが、転職エージェントを賢く使うためには、こちらから積極的にコミュニケーションをとることが大事です。
具体的には、以下2つを実践して担当エージェントにしっかり動いてもらいましょう。
詳しくは【使い倒せ】転職エージェントを賢く使って価値ある情報を手に入れるで解説しているのでぜひご覧ください!
転職エージェントに登録する時の注意点
転職活動で失敗しないためには、下記の9つのステップを順番に行う必要があります。転職エージェントサービスに登録する前にまず赤字で示した転職の軸を決めることをオススメします。
詳しくは【最優先】転職活動の軸の作り方と例を解説!「軸ずらし転職」とは?で解説しているのでぜひご覧ください!
また、転職エージェントに登録するとエージェントと面談することになります。面談では主に次の3つ転職の軸・これまでのキャリア・転職理由について聞かれます。
ポイントとして面談方法や面談日時を調整する際は、面談は1週間後のオンライン面談にするというのがおすすめです。
詳しくは【最初が肝心】転職エージェントとオンライン面談する3つのメリットで解説しているのでぜひご覧ください!
大手エージェントと特化型エージェントの併用
基本的に大手転職エージェントのみの利用で問題なく転職活動を進めることができますが、より効率的に転職活動を進めたい場合は、大手エージェントと特化型(専門)エージェントの併用がオススメです。
私が実際に活用して感じた大手エージェントと特化型エージェントのメリット・デメリットについては【圧倒的】転職エージェントは大手と特化型の併用がおすすめな理由で紹介しているので、興味のある方はぜひご覧ください!
まとめ
ここまで、私が実際に利用して感じた大手転職エージェント会社3社の特徴を紹介しました。
しかし「結局どの転職エージェントが自分にあっているか分からない・・・」という方もいると思います。
ざっくり言うと、以下のように転職活動のスタンスに応じてオススメする転職エージェントが変わります。
転職活動のスタンス | おすすめエージェント |
応募数を増やしてとにかく早く転職先を決めたい | リクルートエージェント |
幅広い業界・職種に興味があり将来の可能性を広げたい | 無料でBASEに出店してみる |
量よりも質にこだわって転職活動を進めたい | minne(ミンネ) |
ちなみに、私が転職活動をしていた時は、「すぐに転職を決めたいし、可能性も広げたいし、求人の質にもこだわりたい」ので、3社全てを併用しました(笑)
エージェントを複数登録しても基本的にはメリットしかないので、可能であれば複数社を併用することがオススメです。
みなさまの転職活動が上手くいくことを切に願っております!
・どの転職エージェントが自分に合っているか分からない・・・